【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?



私は不可抗力で目を閉じた。




─── 頭がふわふわする……。




朦朧とする意識の中、聞こえてきたのは、遠くからこちらに向かってくる足音。




そして ─── 私の身体がふわっと浮いた。




強い力が私の身体を支えてくれている、そんな気がして。




「─── なんで……。

この子と付き合ってるってほんと!?

本気で好きなの?」




「本気で悪い?」




遠くから、そんな会話が聞こえてくる。




でもなんのことだか、分からない。




理解しようとすることもできなくて。




ただひとつ分かるのは、私を支えている誰かの温かさ。




温かくて、優しくて……。




私は安心しきって、微かに残っていた意識を手放した。






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