「でしょでしょ〜?
よしっ、今から俺が双葉ちゃん専属のインストラクターね」
というわけで、東城先生のスキー授業が始まった。
「まずは、スキー板をハの字にするでしょ?
で、先はグーにした手が1.5~2個ほど入るくらい開いて、板が重ならないようにする。
足は内股気味にして、身体の重心が後ろになるように腰を落として……」
東城先生はやっぱり教え方が上手。
丁寧で、とっても分かりやすい。
その教えの元、実践してみると
「おおーっ! 双葉ちゃん上手上手!」
お世辞にもスイスイとは言えないけど、ひとりでも斜面を下ることはできるようになった。


