「そうだったんだ……。

助けてくれたんだね…」




「まぁこれからはごまかす必要もないし、俺が守ってやるよ」




「綾世〜っ…」




はわぁぁぁっと感激で、嬉し涙が頬を伝う。




ドキンとするような言葉も、すごく優しい綾世の微笑みも、

私に向けられているんだった実感すると、この上なく幸せで。




好きすぎてつらい、こんな気持ち初めてだ。




「もう大好きっ! 綾世大好きっ!!」




「はいはい」




いつもみたいに軽くあしらわれたって、大好き!




初めて好きが繋がった日。




私はきっと今日も明日も明後日も、それからその先も綾世のことが好きでたまらないんだ。






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