ど、どうしよう…っ。 綾世、私のことどう思ってるんだろうっ…。 聞きたいような…でもやっぱり聞きたくないっ…。 立ち去りたいと思うのに足に力が入らず、ぎゅっと唇を噛み締めた時。 「双葉のことなんて、どうとも思ってないよ。 俺には関係ない」 「……っ」 壁の向こうで発せられた綾世の言葉が、グサッと胸に刺さるのを感じた。 目の前に広がる時空が、ぐにゃりと歪んで見えて。 ─── 関係、ない……? ぎゅっと握りめていた手が、震える。