【完】お隣さんは最凶クール悪魔!?



私もね、実は東城くんが最近女遊びしてないこと、なんとなく知ってた。




風の噂で聞いてたから。




でも、そんな風に思ってくれてたなんて、すごく嬉しい…。




「同じ委員会になって、双葉ちゃんのことたくさん知れて良かった。

ありがとう、双葉ちゃん」




「そ、そんな言い過ぎだよ〜っ!」




両手を顔の前で手をふりふりして、照れていたその時だった。




東城くんの顔がすっと近づいたかと思った次の瞬間


チュッ…


おでこに柔らかい何かが軽く当たっていて。




あまりに突然すぎて、それがキスだということに気づけなくて。




「俺にもドキドキしてよ」




顔を離しながら耳元で囁かれた甘い言葉にも、何も考えられない。




ぽけーっと放心状態の私に微笑むと、東城くんは図書室を立ち去った。