「さぁっ、お仕事しゅーりょーっ!」
5時を回った頃、やっと図書委員のお仕事が終わった。
窓に駆け寄ってみると、空はうっすらと暗くなりだしていて。
うわぁ、早く帰らなきゃだ!
私は別れの挨拶を言うために、東城くんの方を振り返った。
「東城くん、お疲れさま!
今日が最後の委員会って言ってたよね。
お仕事は大変だったけど、楽しかったよ!」
すると、中央に置かれた机の前に立ち、帰る支度をしていた東城くんが微笑んだ。
「俺も、楽しかった。
双葉ちゃんと一緒で本当に良かった」
最初は、東城くんの笑顔、ちょっと苦手かもって思ってた。
でも、一緒に図書委員の仕事をこなすうちにいい人だって気づいたんだよね。


