ふたりきりになれる場所→屋上って、さっきの授業中に思いついたんだよねーっ! 我ながらいい思いつきだと思う! だって、あそこなら絶対人いないもん! だけど綾世はというと、机に肘をつき私を見上げて、いつも通りのクールな表情を浮かべた。 「全力で曇ってるけど。 目までいかれた?」 「へっ?」 慌てて窓に目を向けると、空はどんよりと厚い雲に覆われていて。 ぬあーっ! 私としたことが! 天気は盲点だったわーっ!