「すっかり好きになっちゃったんだね、三崎くんのこと」
心愛の言葉に、私は改めて自分の気持ちの変化を思う。
こんなに気持ちって突然強くなるもんなんだって、初めて知った。
それで、強くなったらもう元には戻ってくれなくて。
この切り替えの早さ、私が一番驚いてるよっ!
だって、今までは悪魔にしか見えてなかったのに、今じゃあキラキラ輝いて見えるんだからっ!
「でも恋愛って、そういうものだと思うなぁ」
まるで私の心の声が聞こえていたかのように、心愛がそう声をあげた。
「へっ」
「自分の気持ちの変化に嘘つかない双葉ちゃん、素敵だよ。
真っ直ぐでキラキラしてる」
「うぅ…心愛ぁ〜っ!」
「双葉ちゃん〜」
優しすぎる心愛に思わず感涙して抱きしめる。
もうこの純粋さ、天然記念物だと思う! 本当にっ!


