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ピンポーン




「ん……」




日曜日の朝っぱらから部屋に響き渡る機械音に、私は目を覚ました。




間違いなく私の安眠を破ったのは、このチャイムの音なわけで。




もぞもぞと布団の中で動きながら、枕元に置いた目覚まし時計に目をやった私は、盛大な溜め息をついた。




……ありえない!!!!




日曜日の、しかも7時を回ったばかりのこの時間に、訪問してくる人がいる!? 普通!!




と大声で不満を漏らしたいところだけど、このほんの少しの間にもチャイムはしつこく鳴らされてる。




「あーっ、もうっ!」




一人暮らし、イコール、私が起きるしかないってわけで。




チャイムの音に急かされるように、離れがたいぬくぬくの布団の中から飛び出る。