これ以上口答えしたら、顔面が崩壊してしまう。


素直に謝罪しておこう。


「ゴメンナサイ。」


感情は入れなかったけど、謝ったら手を離してくれた。


ほんとは、悪いなんて全然思ってないんだからね!!



「次はねーぞ。」


司は私を脅すと、Tシャツを返してくれた。


変な文字がプリントされてるけど、結構お気に入りだ。


司なんかに着られて、かわいそう。





「あと、今お前が着ているのが、俺のTシャツだから。
後できっれーーいに洗っとけよ。」





「......」