「えーーとぉ...」 やっとの思いで、試合をしていたコートに来てみたはいいけど―― 司はどこだ!! 人が多いからよくわからない。 おっ! いたいた。 探すのに苦労したわー 司は、ちょうど隅の方で友達と話している。 私はこっそり後ろにまわって、司の腕を引っ張った。 「うわっ!!」 突然のことで司が驚いている。 でも、そんなことは気にせず、すぐさま体育館の外へと連れ出した。