そして、その夜――― 私は寝る前に、トイレをしようと思って1階に下りていた。 「....... ん?? 」 珍しくリビングの電気がついている。 いつもならとっくに消えている時間なのに。 誰かいるのかな?? 私はそっと、ドアの隙間から中の様子をうかがってみた。 すると、そこにいたのは2人。 テーブルに向かい合うように座っている、お父さんとお母さんだった。 ビールとおつまみが置いてある。 ギリギリ会話が聞こえるけど、何の話をしてるんだろ? 私は興味本意で、こっそりと聞き耳をたてた。