その後、翼の持っていた絆創膏で、鼻の方はなんとかいけた。
でも、足は湿布がなかったからそのままだけど。
「で、結局これからどうすんの? 」
「決まってるでしょ!! 帰る!! こんな顔で出歩けないよ!!! もう友達にもLINEしたし。」
はいはい。そーですか。
こんなお顔じゃ、恥ずかしいものね。
「じゃ、母さんにでも迎えに来てもらえよ。」
よし、戻るとするか。
これ以上、翼の面倒なんか見ていられない。
それに友達も待ってるしな。
そして俺が翼に背を向け、祭りに戻ろうとしたとき――
「は? 何言ってんの??」
翼の、バカにしたような声が飛んできた。


