「ちょっと便所に行ってくるわ。」 俺は友達にそう言って、翼のもとへ向かった。 見ていられない。 あれが姉だなんて、恥ずかしいわ。 それに、周りの痛い目線に気がつかないとか、やっぱバカだな。 翼は、大きく口を開けてイカ焼きを食べようとしていたけど、俺はそんなのお構いなしに腕を引っ張った。 「うわっ!! 誰!? ―――って! 司!!!」