最後の願い


やっと、倉庫の入り口へと辿り着く。

それまでに殴り、

蹴り飛ばした人の数は分からないほど。

でも、炎龍には手を出していない。

炎龍から手を出されても

何もしなかった私を誰か褒めて欲しい。

炎龍のメンツが怪我すると

美緒が悲しむから。

自分を責めだすから。

それが分かっていて、

怪我をさせるワケにはいかない。

代わりに私が怪我をすればいい。

私が怪我をしても誰も悲しまないから。



だから、私を傷付けて。