最後の願い



ヤマトからの着信が何回もある。

きっと、ヤマトだけが心配している。

なんて、自惚れてみる。

自分が笑えてくる。

どうせそれも義理心情だ。社交辞令だ。

本気でなんか心配していない。

鳴り止まない携帯の電源を落とした。

美緒は温かいとこに居るだろうか。

私は寒いよ。体も心も寒いよ。