最後の願い



「また、あんたは私を傷つけるの!?」


今度は怒りで震え出す美緒。

忙しい子だな。と、微笑む。

まるで、他人事の様に。



「もう充分でしょ!?


ね、私の大切な人奪って楽しかった!?


あんたさえ居なければ!」



スゴい勢いで話す美緒に私は驚く。

だって、

美緒と話したの久しぶりなんだから。

美緒の綺麗な真っ黒な瞳に私が映っている

それだけで、心は満たされた。