最後の願い



~♪~♪


突然鳴る音に思考を止めた。

そして「はっ」乾いた笑みを出した。

無駄なことを考えてしまった。

今更、遅いよね。そんなの。

鳴り続ける携帯を手にし、画面を見る。


“ヤマト”


と表示されていた。

何の用だろう…。

仕事をするにはまだ時間があるし、

今日は倉庫の方にいるはずだし。

私に用なんてないと思うんだけどな。

着信は鳴りやまず、ずっと響いていた。

まぁ、出るだけ出てみるか。

テレビを消して、電話に出る。