最後の願い



家に帰るために帰路についていた

私と美緒はばったりカナに会った。


「おかえり」


そう微笑むカナに笑顔を返し、


「ただいま」

「カナちゃん、ただいまー!」


抱き付く。

うん、まぁ抱き付いたのは美緒だけ。


「莉緒も」


私は首を横に振る。


美緒のカナだから、

私まで甘えるワケにいかない。

小学生という季節を目の前に、

私の心は冷めきっていた。


そんな、自分を嫌悪する毎日。

私は何の為に居るのか…見失いそうだ。