最後の願い




「お母様」


少し離れた場所にある母だけの部屋。

普通、家族で寝るはずの場所はいつからか

母だけの部屋になり、父も帰ってこない。

仕事ばかりの父。

父に構ってもらえないから、

余計と私達をストレス発散道具として扱う

夢を見るはずのこの年で、

私は現実を知りすぎていた。