最後の願い



雨がアスファルトを割るような

勢いで降っている。

ガラス越しに傘もささずに濡れている俺を

見るとみっともなくてまた笑えた。


こんな世界、無くなればいい。


あの優しい凛が幸せになれない世界、


消えてしまえばいい。