見上げた空は青かった

玲奈との電話を終えると、わたしは机に向かいノートを開いた。


するとページの端に、未来が書いた落書きがあった。


わたしはすぐに消しゴムを取り出し、その落書きを消した。


未来………


まだこの想いを消しきれないなんて。


なんとなく後ろを振り返ると、未来との記念写真が。


去年の修学旅行の時の写真と卒業式の時の写真を飾っていた。


わたしは見ていられなくなり、写真たてごとゴミ箱に入れた。


『はぁ』


わたしはため息をついた。


もう一度机に戻って勉強する。


しかし、なんだか集中できない。