見上げた空は青かった

「花菜はこれから未来といたい?それとも、私たちといたい?」


『!』


「きっとわたしたちとの関係と未来との関係を継続することはできない。わたしは花菜の意見が聞きたいの」


私は誰といたいか。



未来は私の小学生の頃からの親友だった。


未来がわたしを信頼してなかったとしても、わたしが未来と過ごした時間は確かなもの。


那奈はわたしに積極的に話しかけてくれる。


結愛もそう、玲奈も。


初日から高校生活に不安を抱えていたわたしを救ってくれたのは三人だ。


わたしには、どちらともというような選択はできない。


どちらを選ぶにせよ、どちらかを裏切ることになる。


しかしわたしは既に未来を裏切った。