見上げた空は青かった

いじめなんて望んでない。


「あのさ、昨日のこと忘れたの?玲奈が未来をかばおうとした時、何されたか覚えてないの?」


うん、覚えてるよ。


でもそれがいじめの理由になる?


「そうだよ、玲奈は優しいから立場に関係なく接したかもしれないけど、未来の反応はひどかったよ!」


確かにああされるのは予想外だったけど。


「玲奈、世の中優しいだけじゃやっていけないの。時にはこういう事も必要なの。わかった?」


2人の言葉にわたしはうなずくことしか出来なかった。


優しいだけじゃダメ。


そう、時には優しさを棄てなければならない。



優しさは、未来にはいらない ───