見上げた空は青かった

自転車が降ろされてるのをただ見ている。


「ここでいいかね?」


『すみません、わざわざありがとうございました』


「いやいや、玲奈の友達って聞いたもんだからなー」


友達ってだけでこれだけ得するんだね。


「花菜、じゃあね!」


『うん、バイバイ!』


わたしは自転車の降ろされたトラックが進むのを見つめていた。


自転車は車庫に入れよっかなー。


車庫の中に自転車を持っていき、端っこに置いた。


ここまででちょっと濡れたなー。


ガラガラッ…


あれ、おばあちゃん帰ってきてないんだ。