見上げた空は青かった

『え、でもわたし………』


「知らないのは仕方ない。だってあれ知ってるのほんの何人かだもん。そのコはね、あなたがよく知ってるコ。偶然にも、また再会した。それが…」


それってもしかして、未来のこと?


玲奈が言いかけようとしたとき、


「玲奈~!花菜~!」


那奈たちが来た。


「この話はまたいつかね。はやく行こう?」


『あ、うん』


玲奈があんなに話してくれるとは思わなかった。


でもこれで分かった。


あの頃の真相が。


あれはわたしが考えてたような単純な理由じゃなかった。