見上げた空は青かった

『そうなんだ。あ、あとわたしのこと呼び捨てでいいよ?友達なんだし』


「それもそうだね、花菜」


フリルっぽい薄い水色のカーディガンにわたしは目がいった。


『ていうか玲奈のそれカワイイ!凄い!どこで買ったの!?』


「ありがとう。これ、自分でつくったんだ。ちょっと自信作」


『自分で!?』


わたしはあまりに驚いてひっくり返りそうになった。


「うん。お母さんに教えて貰いながら作ったんだ。家が服屋でさ。お母さんたち事故で死んじゃったからさ、わたしにとっては大事な服なんだ」


服って自分で作れるんだということに驚いた。


でもそれより玲奈、笑ってるようで表情が曇ってる。


それに「たち」って?