見上げた空は青かった

『わたし、こんなの書いてません』


「?」


『わたしあのとき全員提出じゃないって知ったときに内容もよく見ずに捨てたんです。いじめのアンケの話なんてあとから知りましたし』


「んー、それはおかしいな。これ、どう見ても君の字じゃないか」


『でもわたしは書いてません!』


「でもこれは君の字であってこうしてここに存在している」


『知りませんよそんなの!!』


ハッ…


もしかしてこれは未来の策略?


直接ではなく、外側からだんだん攻めていくというのか。


しかしこれは未来の字ではないということはよく見なくても分かる。