わたしは必死に願った。


きっと今頃彼女は届いたメッセージを見ているはずだ。


こんなことになるとはね。


わたしは、未来を確実に潰すための計画として藤堂さんを頼ることにした。


藤堂さんは中学のときから有名な人で、わたしでも聞いたことがあった。


女子だけどクールでカッコいいというので女子に人気だ。


そして交友関係がとても広いことが特徴とも言える。


ツイッターではフォロワーが5,480くらいはいた。


相当な数だと分かる。


さらに母親は教育委員会のトップでいろいろな指揮をとっていて、父親は大企業の社長らしい。


藤堂さんに逆らうと退学させられるという噂までたっていた。