見上げた空は青かった

わたしだけなのか、こんなに焦っているのは。


少しずつ、私の中の歯車がおかしくなっていく。


自分らしくない。



未来には転校という逃げ口がそばにある。


さらに教師という盾と告発という矛を持っている。


それに対してわたしは、逃げ口もなければ武器もない。


那奈たちは盾になってはくれないだろう。


でも、しがみついてでも守ってもらわなければ、わたしは危険だ。


未来の突き立てた矛がわたしの首の5センチまで迫っている。


下手に動けばわたしは死ぬ。


素手で戦うしかないが、矛で刺されれば傷ができる。


どうあがこうと傷ができるのなら、傷を最小限に抑えたい。