見上げた空は青かった

『ねぇ、もし未来がわたしたちのこといじめで告発したらどうする?』


「あいつが告発とか出来ると思う?それにされてもそんなの何とでも言い訳出来る。」


「まぁ、花菜の言うことも一理あるしやっぱしっかり見張っとかなきゃ。」


『うん、てか玲奈早く来ないかなー。と思ったら来た!』


「ごめん!待った?」


『いいやさっき来たから大丈夫。帰ろ!』



待っててね、花菜。


あれはきっと未来の声。


頭の中で何度も再生されるその声にイライラしてくる。


未来なんかに潰されてたまるか。


わたしは未来を地の底へ突き落としたんだ。


這い上がれないところまで堕ちていったはず。