見上げた空は青かった

わたしは左腕の袖をまくる。


そこには無数の傷がある。


中学生になってから、もうしないって決めてたのに。


ポーチからカミソリを取り出す。


ザクッ……


瞬間的な痛みと腕を伝わる温かさ。


この感覚にはまってしまう。


こんなことしてるわたしは人間としておかしいのか。



高校生になってわたしの生活は狂いだした。


朝来ると下駄箱の中にはゴミが入っている。


そして机には落書きがされている。


班活動ではいつもわたしがハブられる。


弁当の時間は誰もいないところで食べる。