見上げた空は青かった

空を見上げると、どんより曇っていて今にも雨が降りだしそうだった。



『わたし、これから、どうやって生けていけばいいの?』


その声も涙も花菜には伝わらない。


ねぇ、花菜はどうして変わってしまったの?


あの日の声も笑顔ももう、花菜と交わすことは出来ない。


どうしてわたしはこんなに醜い姿になってしまったの?



わたしは鏡を見た。


表情が歪み、涙で濡れていた。


あれからわたしは泣きながらシャワー室に駆け込み、体を洗った。


少しさっぱりした気がした。


でも涙が止まらない。