見上げた空は青かった

1A-28は……あった!


靴箱を開けると手紙が入っていた。


これは、最近卒業した先輩たちが書いた『入学おめでとう』メッセージらしい。


多分みんな同じことを書いてるんだろうなと思い、中身を見ずにバックに突っ込んだ。


わたしは未来と教室に向かった。


この学校はエリートと呼ばれるような天才集団の集まる場所だ。


わたしの学校で、わたしを含めてここを志望したのは5人だったが、合格したのはわたしと未来だけだった。


わたしが知ってる人は未来しかいない。


もしかしたら小学生のころ同じだった人もいるかも知れないけど覚えてるはずもない。


廊下で誰かとすれ違う度に緊張する。


未来は誰にでも進んで話しかけていて、こういう時の未来は羨ましくも感じる。