見上げた空は青かった

「それって見捨てられたの違いじゃない?」


「まぁ、もうあなたたちは戻れないだろうけど、いろいろ考えたら?」


茉奈ちゃんは未来にタオルを投げ渡した。


「一回洗ってきたら?」


未来はコクリとうなずきよろよろと歩いていった。


「あなたに見捨てられたのは未来にとって致命的だったみたいね、花菜」


茉奈ちゃんは未来のカバンを逆さにした。


中のものはバサバサッと音をたて落ちていった。


教科書やノートが牛乳で濡れていく。


茉奈ちゃんは笑った。


「ホントバカみたい」



わたしたちはどうしてこんなに変わってしまったのか。