見上げた空は青かった

『茉奈とも同じクラスだったらな~』


「うちも思ったそれ!」


「ところであいつどんな感じよ?」


那奈が茉奈に尋ねる。


「見ての通り、キモさの極みでしょ。クラスのみんなには嫌われてるよ」


いや、もう学校中で嫌われてるでしょ。


「ただ気をつけてね?先生に見つかったら大変だし」


『そこは大丈夫でしょ。ここどの学年でもいじめあるらしいし、それに気づいても流すよきっと』


「そうなればいいけど」


「ところで花菜何で牛乳持ってんの?」


『あぁ、これはね……』


私は掃除用具のロッカーからバケツを取り出し、牛乳を中に入れた。