見上げた空は青かった

「ホントそれなー!ねぇあたしたちも言ってみよ?」


「お前らやり過ぎー!」


「いいじゃんいいじゃん。ならいっそあんたらにやったげる!」


「結構結構、早く行けよ」



このときから既にタイムリミットが迫っていた。


それは誰も気づかなかった。


もちろんわたしも、結愛たちも。


一体誰が仕掛けたのか。


それを知るのはもっと先のことで、その頃には未来は ────


そんなことも知らずわたしたちは笑っていた。


わたしたちは楽しく過ごしている中、未来はいじめられる。


それが普通になっていた。