「ふ〜」


走り過ぎて疲れたから、家に帰って即ベッドへ。


ふかふかの布団が気持ちいい。


偶然郁斗の気持ちを聞いてしまったけど、郁斗はそんなことを知らない。


いつも通り過ごせばいいだけ。


大丈夫。


私ならできる。


そう言い聞かせて勉強机に向かった。