ワケあり恋愛事情⁉︎

わぁぁ!


その言葉と同時に会場中で歓声が湧き上がった。


信じられない…。


認められたってこと?


私は郁斗と一緒にいていいの…?


「しかし!」


お爺様だけはまだ反対する声が聞こえた。


「うるさいですよ、私がいいと言っているのならばそれで良いのです」


「………」


お婆様、強い…。


「菜々保、あなたには辛い思いをさせましたね」


そう言って私の頭を撫でてくれるお婆様。


「あなたのお父さんにも、辛い思いをさせてしまいました」


お父さん…。


お母さんとの結婚を認めなかったから…。


「ごめんなさい…なんとお詫びを言っていいか…」


「そんな!……私は、お婆様が私と郁斗の交際を認めてくれただけで十分です」


「ありがとう、あのバカ者は私がなんとかするわ」


バカ者……あ、お爺様…。


そう言ってお婆様はお爺様の方へ行ってしまった。