そんなこんなで時間は過ぎ、やっと自分の部屋に戻れた。


自分の部屋とはいえ、広いし豪華だし全く慣れない。


針の中心にルビーを埋め込まれた時計を見ると、7時12分。


早くしないと郁斗と話せる時間が少なくなる。


結構気に入ってた部屋着を脱いでクローゼットの取っ手にかかっている制服に着替え。

部屋を出ようとドアノブに手をかけた時…。