しばらくすると音楽が終わって、当然ダンスも終わった。


何回も足踏んじゃったよ…。


「本番もこの曲ですので耳に入れて体で覚えるといいですよ」


「ありがとう…足は大丈夫なの?」


すると、一瞬不思議な顔をしてまたすぐにニコッとした。


「はい、大丈夫でございます。お嬢様はお優しいのですね」


「別に…私が悪いんだし」