「お嬢様、着きました。ここがクリスタルホールでございます」


エレベーターに乗ったり、右に左に曲がったりして着いた場所は、すごく豪華な部屋だった。


天井にはシャンデリアがあるし、ここの床は金が貼ってある。


ホールの中にある柱は全てクリスタルでできているし、所々クリスタルが飾りとして置かれている。


クリスタルホールという名に相応しい部屋だった。


雨宮が開けてくれているドアを通り抜けて中に入ると、右側の壁に、いくつかドアがあるのを発見。


いくつかのドアは、いろんな人達が出入りしていた。


料理を運んだり掃除をしたり…中ではいろんな執事やメイドが慌ただしく動き回っている。