「わかりました!ただ、このスイーツを食べてからでもいいですか?彼女、少し量が多いので時間がかかりますけど…」


「ちょっと郁斗⁉︎」


「はい、構いませんよ。それでは、私達は従業員用の部屋で打ち合わせをしていますので、準備が整いましたらウエイトレスにお声掛けください」


「はい!わかりました!」


私をそっちのけにして勝手に話を終わらせると、2人はどこかへ行ってしまった。


「…はぁ。ねぇ郁斗、なんであんな簡単に受け入れちゃうわけ?」


「だって約束だろ?約束は守らねぇと!」


「………」


正論すぎて何も言えない。