「ナビはここら辺を示してるんだけどな〜」


「ねぇ、もしかして迷ったわけ?」


「だ、大丈夫だ!ナビだってあるし…」


「はぁ…」


誘ったんだから道はわかってるものと思ってた。


そういえば、郁斗は昔から方向音痴だったような…。


私が道を調べておけばよかったと今更後悔する。