「あたし早く帰るの!!」
もうここはダッシュする。
けど圭くんは足早い…。
ちびのくせに。
「今チビって!!!」
「あ、口にでてた?
ってことで、あたしはスペシャルクレープ食べるために、バイバイ!!」
「待てよ。」
いつもより何倍も大人びた声で圭くんがあたしをグイッと引き寄せた。
「ほぇ?!」
「ぶ、はははは!!穂乃果ちゃん、可愛い!じゃあね、」
━━━ちゅ。
ええぇ?!
あたし、圭くんにちゅーされたぁぁ!!
「穂乃果ちゃん、顔真っ赤!可愛い。送ってこうか?」
急に恥ずかしくなってきた。
「い、いや、…!いいです!!
じゃ、じゃあね、!!」
あたしは猛ダッシュで帰りました。
全身熱い…、
走ったから…かな??
