「なに?俺の話?村松くんって聞こえたんだけど。」

いきなりあたしの後ろからニヤリとして聞いてきたのは玲音。


「わっ!!
な、なわけないでしょ?!自意識過剰!!」

あんたについて恋愛トークしてましたなんて口が避けても言えない。

「ふーん。ま、いっか。ブスだから俺が羨ましいんだな。」



ほんっとムカつく。
なに?なんなの?
コイツなんて好きどころか大嫌いよ!



朝から玲音のことでムカついていたあたしは1日なにも頭に入らずあっという間に放課後に。