ひ、ひぇ!!
次からは絶対気をつけなきゃ!!


でもこの原因…。
玲音な気がしてならないんだ。


━グイッ

「へっ?」

「穂乃果ちゃん、悪い、今から屋上来てくんね?」

「け、圭くん?!うん、別にいいよ?」


あたし何気屋上行くの初めてなんだよね!

ドアを開けるとサァァァっと風が吹いて気持ちいい〜♪


「でさ、穂乃果ちゃん、あの…えと…いきなりでわるいんだけどね、」


いつになく真剣な顔。
緊張してる…?

それとほんのりと赤く染まった頬。


「お、俺、穂乃果ちゃんのこと好きなんだ!!俺と、付き合ってください!!」

「え…っとごめんなさい。」


あ、あれ…?
あたし圭くんが好きなんじゃないの…?

嬉しくない…。

ごめんなさいなんて言っちゃったよ。