「唯っ」 「かすみを苛めるヤツ、俺は嫌いだ。」 隼人まで…。 しゅうはあたしの上から退くと、ベッドに座りなおした。 「あ?苛める?かすみが悪いんだろ」 「かすみはアンタと離れてから、ずっと苦しんでたのよ! 本当は早く傍に行きたかったのに…。 アンタのプレッシャーかかるからって!」 「そんなの知るかよ」 パンッ―! 唯の平手打ちが、しゅうの頬に当たった。 「ってぇな」 「馬鹿じゃないの!?アンタ、よくそんなこと言えるわね」