今日も穏やかな私立白百合学園、私はその1-1組だ。
「はぁっ…どうしてこう、モテないのかなぁ…昔の中学の友達、加奈子ちゃんですら今じゃ彼氏が居るのになぁ…私の性格?髪型?はっ…もしかして最近食べたあのカップケーキのせいで体重がっ…?」
などとぼやいていると
「どうしたの?梨々香ったら、暗い顔してさー」
私の友達の真樹が話しかけてきた
「いやー…だってさ、私モテ期が来なくて…モテないって悲しいっ!」
などと大袈裟に言うものだから
「えー?梨々香はスタイルもいいし髪は綺麗だし…顔だって可愛いのに?」
なんてお世辞を言われるものだから、思わず言ってしまった
「そんなことないよーっ真樹の方が可愛いってば!」
あ…しまった。真樹は可愛いと言われると挙動不審になるのだ
「か、かかっかわいっ!?かっかかっ!?ちょ、ちょっとなに言うのさ!」
すると私はふと視線に気が付いた。
「あれ…今…」
真樹もその視線に気が付いたらしく
「あれ?今の男の子、梨々香のこと見てたよね?このこのー!モテ期?モテ期ですなぁっ?」
ー そう、これは私の人生最大のモテ期のお話!ー