砂漠の宝石




しばらく、ぼーっとしていたらしい


ふいに肩を叩かれ、我に帰ると目の前に人の顔があった


「ふゃあっっ‼」


あまりにも驚いたせいで、変な悲鳴を上げてしまった


だってそこに立っていたのはこの屋敷の主人


カルマ様だったから


「大丈夫か?」


私の反応に相手も驚いたらしく、少し引け腰だったけど、声をかけてくれた


「大丈夫・・・です」



思ったよりもずっと小さな声になってしまった